Apple シネマディスプレイ 30インチを MacPro に装着して使用しているわけですが、
使用している机のレイアウト上、「大きすぎて見にくい」という状態になっていました。
(なんとも贅沢な話ですが、実際に疲れます、、、)
その原因は以下のような感じでした。
1.シネマディスプレイは高さの調節ができないため
画面の上の方を見るために顔を上げる必要がある。
(しかも、MacOS-Xはメニューバーが常に最上段にある。。。)
2.使用している机の奥行きがあまりないため、画面との距離が近い。
3.2を解消するために横の棚に置くと、体が曲がってしんどい。
上記を解消するため、また、昔からアームをつけてみたかったということもあり、
これを機会にアームを購入することにしました。
で、いろいろと探してみたわけですが、30インチ用の液晶アームというのが、、、ほとんど見つかりませんでした。
重すぎてアームじゃささえられないのかなーと思っていたのですが、30インチもOKのアームをついに発見!しました。
それが、エルゴトロンの MXデスク マウント液晶ディスプレイ アーム45-214-026です。
2008年の年末頃に発売された?新商品らしく、どこも品薄でしたが、なんとか購入することができました。
なお、いろいろなサイトを見ていて高評価だったエルゴトロンのアームが欲しい!
と思っていたところだったので、30インチ用のエルゴトロンのアームがあってHappy!でした。
(大事なディスプレイが落ちて壊れたりしたら大変なので、、、)
前置きが長くなりましたが、装着~感想です。
■必要パーツ
・Apple シネマディスプレイ 30インチ (12.47kg – 土台の部分(アームをつけるために外すので))
・エルゴトロン 45-214-026 (最大荷重 13.6kg) ← 今回購入
・Cinema Display VESAマウントアダプタキット M9649G/A (アームをつけるためのキット) ← 今回購入
・(アームをつける机)
■装着作業時の感想
そもそもディスプレイが結構重いので、取り付け作業が大変。
がんばれば一人でもできますが、できれば誰かに手伝ってもらった方が無難。
重い、という点を除けば、装着作業自体は簡単。
■使用感
かなりGood!です。
重いのにも関わらず、重さを感じさせないスムーズな動き。
狙った場所でピタっと止めることができる性能。
さすが、高評価のエルゴトロンアームです。
ただし、今回購入したこのアーム、根元の駆動範囲が180度になっています。
これが何かというと、例えば、机の一番奥にアームをセットした場合、
根元の駆動部分は、最大で机の奥のラインと平行までしか駆動できない、ということになります。
(もちろん、2つ目のアーム部分で机よりも奥にもっていくことはできますが、
用途によっては致命的かもしれませんので購入時はよく仕様をご確認あれ。)
(ご参考画像) <2009/02/06追加>
赤線の部分が、上記で述べている180度の部分です。
20インチくらいのアームだと、根元の部分がポールになっていて、360度回るようになっていますね。
なお、今回改善したかった上記に記載した1~3ですが、
一通り改善完了!とすることができました。
ただし、「2.使用している机の奥行きがあまりないため、画面との距離が近い。」の解決はハマりました。
アームを装着したところで、アームとディスプレイの接続部分があるため
壁にほぼピタリとつけることは不可能!でした。(普通に考えれば、当たり前なのですが。)
なので、横の棚にアームをとりつけて、机を少し手前に移動する(壁との間をあける)ことで解決させました。
アームがないとディスプレイが落ちてしまうので、アームがないとできない技ではあります。
「1.シネマディスプレイは高さの調節ができないため、、、」は、
机上とディスプレイの底をピタリと設置することができるようになり、超!見やすくなりました。
※23インチのシネマディスプレイとほぼ同じ高さです。
大きいPDFをよく見るので、より快適なPDFライフがおくれます。
(私のPDFライフは、また別の機会にブログに書きますね。)
「3.2を解消するために横の棚に置くと、体が曲がってしんどい。」については、自然に解決ですね。
■今後への課題
2を解決するために装着させた横の棚ですが、あまり重い棚ではなく、
アームを大きく動かす時は棚まで動いてしまう、、、という始末。
完全に棚側の問題ですが、改善の余地はありそう。
(足下にキャスターがついているのが多分原因なのですけどね。)
■備考
今回のアーム以外を使用したことがないので、
相当主観が入った使用感になっている点はご了承くださいね。
もっと安くていいアームがあるかも、です。
■後日談 2012/07/14追記
その後、シネマディスプレイ(30インチ)をどのようにしたかを記載しています。 → こちら(シネマディスプレイ(30インチ)のその後)