SONY Readerストア 初利用!使いづらい。。。

バリバリの自炊派なので、ある意味電子書籍は買わないのですが、最近ちょこちょことSONY製品を買っているせいか、SONYポイントが微妙に貯まっていました。せっかくなので、このポイントを使ってSONY Readerストアで本を購入してみました。

■Readerストアの使い勝手
まずは、Reader(電子ブックリーダ)から、無線LANでつないで使用してみました。
、、、使い勝手は最悪ですね。
そもそも、スマホのようにブラウジングできる端末ではないので、文字入力、反応ともに、心地よいとは言えないです。タイトル狙い撃ちで購入ならまだできるかもしれませんが、ふらっと探す気分にはならないですね。ページ遷移の数が多いと、もう駄目ですね。「あ〜、買わなくていいや。」と。

ということで、MacからReaderストアを物色してみました。
ただ、Macからでもストアの使い勝手がよいとはいい難く、オススメ以外を探そうとすると、ジャンル(ビジネス書、とか。ちなみに、今見たところ2021冊あるようです。)でしか探せないので、今度は膨大に本がヒットします。ここから探すのは、、、厳しいですね。
また、購入者による本のコメントとかはないため、ポチっとする誘惑をあまり感じません。あらためて、Amazonのレビューとリコメンドはかなり財布の紐を緩めていることが分かりました。。。

それで終わり、では何なので、なんとか本をチョイスして購入。(と言っても、全額ポイントですが f^_^;)
Macで購入したとしても、本の権利を購入したという形なので、自分のReader IDであれば他の端末からでもダウンロード可能です。なので、Reader(電子ブックリーダ)からストアにアクセスし、購入した本をダウンロード。これで、読書する準備は完了です。物理的にMacとReaderを接続しなくても、取り込むことができるのは楽ですね。(Kindleだと、もっと使い勝手よさそうですけど。)

■ちゃんとした電子書籍の使い勝手(自炊PDFではない、という意味です)

自炊PDFと比べて、感じた点をいくつか。

①文字の大きさを変えられるのは、電子書籍ならでは、ですね。あと、自炊よりも少し文字がキレイですね。圧縮かかった画像を表示(自炊)しているのと、単純に文字を表示しているという違いがあるので、当たり前ですけど。
ただ、結局は文字を最小にして読んでいるので、大きさを変えることはないです。(なので、必要性はほとんどないですね。)老眼になったりすると重宝するのかもしれませんが。。。少なくとも、まだ不要ですね。

②文字が認識できると、内蔵の辞書機能を使えるという利点があります。
ただ、、、こちらも使う機会がないですね。。。その気になれば、iPhoneの辞書で調べればなんとかなりますので。

③文章を検索することができますが、それも基本的に使うことはないので、あまり利点とは言えません。ピンときたフレーズは別途メモにとってますし、それ以外のフレーズはそもそも思い出せませんので検索できません。。。

ということで、自炊に慣れてしまっているので、電子書籍としての機能が一部くらい使えなくても特段問題ないことが改めて分かりました。

■その他
とはいえ、ポチっとすれば(購入ボタンを押せば)すぐに読めるのは、やっぱり快適ですね。

自炊の大きなメリットは、
・基本的に本があるものは作成可能
・古本でもオッケーなのでコストが極端に安くできることがある
・一度作れば、所詮はただのPDFなので、どの端末でも読むことが可能
と思っています。

逆に、電子書籍のメリットは
・ポチっとするだけですぐに読める
・電子書籍としての機能をフルに使える
といったあたりですかね。

でも、
・DRMの関係で、将来いつまで読めるかが「賭け」のようなもの
・読める端末やアプリに縛りがある
・そもそもそんなに売値が安いわけではない
ということで、まだ当分は自炊生活となりそうです。

DRMフリーでどんな端末でも読める時代がくれば、そんなに安くなくても、ポチポチしてしまうと思いますが、日本ではそんな時代が訪れるのはまだまだ先のようです。。。(黒船Kindleでも現状ほとんど変わってませんし。。。)