当サイトのつくりかた(RapidWeaver5)

サイトお引っ越し(→サイト移動のお知らせ その2)を機に、作成ツールやテーマを変えてみました。その紹介です。

■そもそものベース
Mac専用のApp、RapidWeaverというアプリを使って作っています。サイトお引っ越しを機に、RapidWeaver4 → RapidWeaver5 にバージョンアップしました。AppStoreで購入できます。

なぜバージョンアップしたのか、と言われると、実はあまり深い理由はないですが。。。

■RapidWeaverの使い勝手
このアプリ、ものすごく細かいカスタマイズはできないかわりに、かなりお手軽にブログと同等の機能を利用することができます。また、Google Analyticsの利用や、各種サービスと連携するためのHTMLの記載など、基本的なものは簡単に貼り付けて利用できます。(2012/12/24現在、当サイトは全てRapidWeaver5を利用して作成しているので、ご参考いただければ幸いです。)
基本的には、好みのテーマを選択して、配色などを変更するだけ、というイメージ。昔、Appleから販売されていたiWebをご利用された方であればイメージわきやすいかもしれません。あのイメージとほとんど同じです。iWebよりもカスタマイズできる範囲は多いですけど。
その気になれば、HTMLベタ書きベースのページも作成することができます。(昔はベタ書き派だったのですが、さすがに・・・もう厳しいですね。)
また、アプリに含まれている初期テーマの他、テーマの追加も可能です。(有料ものが多いですけど。)RapidWeaver用のストアが海外サイトにあります。

■メリット
・自分の記事がローカルに保存されているという安心感。ブログをお引っ越しする場合でも、サイト構成を変更しないのであればアップロードするだけで完了するという手軽さ。今回の自分のサイトお引っ越しはサイト構成自体を少し見直したりスタイルを変えたりしたのでちょこっと手間がかかりましたが、それをしないのであれば、基本はアップロードするだけ。
・テーマ(見た目)+記事内容という仕組みになっていますので、テーマを変えるだけで見た目をガラリと変えることができます。(当サイトも、先日実施しています。特に問題なく完了です。)

■デメリット
・ローカルのアプリなので、実データがローカルファイルとなります。そのため、そのマシン(Mac)でないもブログを更新することができません。ブログサイトとかであればWeb上に対して更新するため、どの端末からでも更新ができます。
→この欠点を避けるために、自分はiPhoneの(純正アプリの)メモで文章を作って、それをiCloudベースで同期させて、Macにペタっと貼り付けて記事を完成させることがよくあります。1日何度も更新するわけでもないので、「出先で更新できないと困る」といった事態になったこともないですけど。
・「え?ここが修正できないの?」というポイントがあります。例えば、サイドバーに表示する順番。カテゴリ、アーカイブ、タグクラウド、RSS、の順番は変えられません。(サイドバー自体の配置箇所(左、右、とか)は、変えることが可能です。)あくまでも、簡易的に見た目よくWebを作るアプリ、ですね。
・Macではそこそこメジャーなアプリですが、使い方を説明したサイトがあまりないため情報収集に苦労することがあるかもしれません。(英語圏の方が人気あり?英語が苦もなく読める方は、様々な情報を取得できるかも?)なお、アプリ自体は日本語化パッチを提供してくださっている方がいらっしゃるので、完全に日本語化できます。

■サイトお引っ越しに伴い変更したポイント
ということで、RapidWeaver5を利用して当サイトを構築しているわけですが、先日のサイトお引っ越しに伴い変更した点をいくつか上げておきます。

(旧サイト)

(新サイト)

・(これが目玉!)
テーマを「Qube」という有料テーマに変更しました。これは、今まで通りにページを作るだけで自動的にスマホ用のレイアウトも作成されるという優れモノのテーマ。iPhoneなどで参照されている方は、もう既にお気づきかもしれませんね。
・本文の背景を黒ベース→白ベースに変更しました。
・サイドバーを左から右に配置を変えました。なんとなく。
・タグクラウドを利用開始しました。(タグを設定すると、その一覧が表示され、よく使われるタグの文字が大きく表示されるというカテゴリみたいなもののこと。サイドバーにあります。)