【書籍】「幸せ」について知っておきたい5つのこと:本人の考え方、そして人とのつながり。

あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。

さて、新年最初の記事は、幸せについて。
常日頃、忙しくしていると中々考える余裕すらなくなってしまいますが、後で後悔しないためにも、「幸せとは?」をよく考えておくべきですよね。

なかなかの良書がありましたので、ご紹介いたします。

■「幸せ」について知っておきたい5つのこと / 著:NHK「幸福学」白熱教室

 

■書籍のポイント・所感

「幸せ」とは何でしょうか。
なかなか深い問いですが、あなたはどうお考えでしょうか。
自分は、死ぬ時に悔いなきよう、なるべく選択に妥協しないように頑張っています。(納得の上で、それをする。)

本書は「幸せ」を感じるヒントが書かれています。
幸せとは、本人の考え方次第なところもあるでしょうね。

■重要フレーズ(書籍からの出典)

以下は全て、出典「「幸せ」について知っておきたい5つのこと」著:NHK「幸福学」白熱教室

(P24)収入額や貯金額といった「客観的要素」で人が満たされることはない。自分自身の心の中で「主観的」に幸福を実感しない限り、人は幸せにはなれない。

(P40)上位10%の人たちに共通していたのはたった1つ、社会との結びつきが強いことでした。幸せな人たちはみな、友人や家族と良好な関係を築いています。

(P69)したことより、しなかったことのほうが、20年後に後悔することになる。

(P72)幸せのためには「経験」にお金を使うべき。

(P91)「強制されていると感じずに他者のためにお金を使ったとき」こそ、最も大きな幸福感が得られる。しかし、人助けを強制されたときは、むしろ逆に機嫌が悪くなってしまうのです。

(P96)本当に幸せな人は、ポジティブな感情だけでなく一定のネガティブな感情も抱えている。そうした現実を受け入れた上で人生に満足できる人が、真に幸せな人である。

(P109)仕事が人の幸福に与える影響は大きい。ただし、仕事に「地位」「名声」「金」「権力」を結びつけると、仕事から得られる幸福感は薄れていく。

(P145)幸せを感じるコツは、すぐ目の前にある幸福に感謝すること。

(P178)人生で一番後悔していること
・人の期待に応える人生ではなく、自分に正直に生きる勇気が欲しかった。
・あんなに働かなければよかった。
・勇気を出して自分の気持ちを伝えればよかった。
・友だちと付き合い続ければよかった。
・自分が幸せになるのを許せばよかった。

(P207)自殺者の遺書から明らかになったのは、自分たちは周囲の人たちにとって「お荷物」であると感じていたことでした。彼らは「この世の中は、自分がいないほうが、少しでもよくなるだろう」と考えていたのです。