これが「廃インクの吸収パッドが限界に達しました」ですかっ!?

カメラが好きなので、写真を大きく印刷したいことがあります。
そのため、A3用紙も印刷できるEPSONのEP-976A3を使っていました。(本当はキヤノンPro用プリンタを使いたいのですが、そこまではまだ至らず。。)
しかし「これがインクジェットプリンタの商売か!」と思うことがありましたので、そのことに関して記しておきます。

■そもそもインクジェットプリンタって、、、

いつからこんなクソみたいな商売になっていたのか、インクジェット業界はプリンタ本体を激安で売り、ものすごく高いインクを買わせて儲ける商法。
商売なので悪いとは言いませんが、あまりにもインクがなくなるのが早いです。使い勝手悪すぎです。
(最近、ようやく大容量タンクのモデルが発売されましたが。まだ使ったことがないので、その使い勝手は不明です。)

インク1セット購入に5000円くらいはかかるくせに、たいして印刷していないのにすぐにきれてしまう。
どうも電源つけた時の印刷準備などでインクをモリモリ使っているっぽいですね。なので、たまーに少しだけ印刷するような使い方の場合、そういったメンテナンスでほとんど使われてしまうという罠。。

、、、ということが分かっていたため、純正よりもずっと安い、互換インクのみで運用していました。購入している互換インクは1セットで1000円くらい。たとえうまく印刷できなくて高い印刷用紙をダメにしたとしても。プリンタ本体を壊したとしても。ありあまる差額です。

■使い続けると必ずたどり着く「廃インクの吸収パッドが限界に達しました」

今まで知らなかったのですが、インクジェットプリンタを使い続けると、漏れたインクを吸収するパッドに徐々にインクが溜まっていき突如使えなくなるようです。
それが「廃インクの吸収パッドが限界に達しました」です。(プリンタの画面にそのように出ます。)
当然、漏れたインクを吸収するパッドなので、縁なし印刷すると廃インクがたくさんたまる模様。
最近はL版写真縁なし印刷をすることが多いので、それも相まって限界に達した気がします。
一度限界に達すると自分で何かを交換して修理することはできず、メーカー修理に出さないといけない。。。

自己責任で自分で修理できないかと色々調べたのですが、さすがに自分で修理するのは手間そう。(簡単に変えられるようになってませんし。)

一番極悪仕様だと感じたのは、この状態になるとスキャン含めて全く何も出来なくなることです。スキャンは関係ないだろ、、、と思うのですが。。
完全に粗大ゴミです。

■修理へ!

捨てるのもまだしのびなく、、、調べてみると送料1500円+交換代4000円で対応できそうだったので、ものは試しで実施してみました。
互換インクオンリー運用でありしっかりとその履歴が本体に記録されているため「修理できない」と言われるかも?と思いましたが、特段問題なしでした。
修理後に戻ってきた本体に、「純正インク使いましょうね!」みたいな広告がペタペタたくさん貼られていたのはご愛嬌。

EPSONのサイトから、念のため見積もり後に修理を選択。15000円とかとられたらバカらしいので。。(新しいものを買います)
予想通りの金額でしたが、郵送で書類が送られてきて、それをFAXで返せと。
いつの時代だ?そもそもFAXないし。。コンビニで実施しました。

引き取りはヤマト。時間指定とかも融通がきくのでラクチンです。土曜日もオッケー。梱包もしてくれるため、すぐにプリンタを引き渡せる準備をしておけばオッケーです。

■修理完了!

修理は満足なデキ。
廃インクが回復していることは当然ですが、インクノズルなどもキレイにしてくれた印象。
「ちゃんと直したよ!」と言わんばかりのテストプリントがたくさん同梱されてました。
純正インクに詰め替えられていたのでラッキー!と思いましたが、電源つけた瞬間に全て交換してくれと。ぬか喜びでした(*´▽`*)

ある程度値段のするプリンターをお使いの方、廃インクの交換は費用対効果ありですね。

※なお、当内容は記事を書いた1年くらい前に実施したお話ですので、もしかしたら今は状況が変わっているかも、です。実際に修理を出される方は、ご留意ください。